無事、この間お葬式が終わりました。
死因が・・・食べ物が間違って肺に入ってしまいそこで肺炎を起こし亡くなったそうです。
年寄りの人がよくなるそうです・・・・・
ヘルパーさんが、お食事を作って食べさせていたらしいです。
詰まらせて救急車を呼んだのですけど・・・・・
言ってみれば、ヘルパーさんの不注意の死因ということになるので、公開していなかったそうです。

おじいちゃん、95歳になってました!
言ってみれば大往生でございます。
ね!おじいちゃん!
だから、家族の誰もがヘルパーさんを責めることもなく、これは寿命だということで終わりにしたそうです。

葬式の日に、家の父が粋な計らいをしてくれて・・・・おじいちゃんにちゃんとお別れができないと気にしていたあたしのために、お別れの電報を打ってくれたそうです。
葬儀の日に、おじいちゃんの祭壇の前で読み上げてくれて・・・・ただ、お悔やみを言っていただけではなくて、「ここNZで幸せにがんばってるから・・」という、報告文をつけてくれたと妹から聞いて、泣けました。
普段は、クソジジーなのにね・・。
ありがとうお父さん。

おばちゃん(おじいちゃんの奥さん、母の叔母です。)は、家の母にとって、第二の母のような存在ということもあり、通夜から泊まりでお手伝いにいっていました。
おばちゃん、疲れてるはずなのにどうも眠れなかったらしく、家の母と朝までおじいちゃんの思い出話をしていたそうなんです。
口うるさい年下のおばちゃんと、笑顔でいつもみんなを見守っていたやさしいおじいちゃん・・・・。
葬儀の日の朝、もう体のあるおじいちゃんと最後の日の朝、80才近いおばさん・・・・母にこう語ったそうです。

「あたしは、心から本当にずっと、この人七郎さんを愛していた。」

って・・・・・・
結婚して60年連れ添って、最後に枕元でこんなお別れの言葉・・・・
こんな素敵なことって・・・・

泣けた・・・・何もかも・・・・なんか泣けた。
おばちゃん、おばちゃんも長生きしてね!
そして、今年絶対会おうね!
子供たちの顔見てね。
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by mummy71 | 2009-07-21 09:51 | 泣きたい人用

難民船の現実

昔、仕事場の仲間と飲みにいったときに、ベトナムの子達にあいました。
ベトナムでは、金持ちは貧しい人にお金を上げたり、おごったりするのはあたりまえのこと、だそうです。そこにいた男の子は、私たちみんなにご馳走してくれました・・・
(日本人みんな貧しく見えたのでしょうか・・笑)
そこにいた、もう一人のベトナム人の女の子が、私の住んでるフラット(貸家)の近くだったのもありお友達になりました。
その子は、そのお金持ちのベトナム人の男の子と共同生活をしていました。その男の子が家族でオーストラリアに移住のためのお別れ会でした。
後日、その子の家に遊びにいっていろいろ話をしました。
その女の子はなんと難民船で渡って来た子だったんです。

ここからはその子の体験談です。

彼女は12歳のときに、難民船に乗せられました。
親戚全てが、お金を出し合い、その舟に乗る切符を手に入れたのです。
しかし、彼女には何がなんだかわかりませんでした。
ただ、その船に乗せられ、親兄弟から別れを告げられたのです。
その船には、知る人もいなく不安に押しつぶされながら泣き暮らしたそうです。

そして、何日も何日もどこに行くのかもわからず船は進んでいくのです。
乗り込んだ船は定員をはるかに超えて乗っているのです。
なので、食べ物もわずかしか積めません。トイレもすでにいっぱいになり大便や小便が船のデッキで臭いをたてています。
栄養不足、不衛生などの原因などから人が死んでいきます。その死体を始末する体力もみななくなってます。
しかし、生死を賭けるためにはその死体すら無駄にできなかったそうです。
12歳の女の子がそんな中、生死を賭けて着いた場所がここニュージーランドでした。
海域に入ってきた難民船の人々は1年に数百人受け入れるという法律があるここでは、毎年それを願い難民船が入ってきます。
そして、その中の1隻が彼女の乗った難民船でした。
でも、その難民の全てを受け入れるほど甘くはありません。
その中の半分以上は、国に強制送還されます。
厳しい移民局の人たちの面接を受けるのです。
彼女は、全く英語がわからず、面接中ただ泣きじゃくるだけだったそうです。
運命は彼女に微笑みました。
こうして、彼女はここニュージーランドのシチズンシップを手に入れたのです。
その後も孤独の戦いです。
ベトナム人の経営しているFish and Chipsショップに行き住み込みで働かせてもらったのです。
ベトナム人同士の義理人情はとっても堅いので、そこで人並みの生活をしてきました。
親と会うこともなく、そうして6年・・・私は18歳の彼女と会いました。
その年、親をここニュージーランドに呼びよせるのだと行っておりました。


私は、その子の作ってくれた生春巻きを片手に、開いた口がふさがりませんでした。
同じアジア人・・・・・・・・・・
はたして、私が12歳でこの子のように生きられただろうか・・・・・・
難民船での話は、もっといろいろあったそうです。
しかし、彼女はあまり多くを語りたくないといっていました。
12歳の女の子にとってどんな地獄絵が描かれていたのでしょうか・・・

忙しない中、彼女との連絡も自然に切れてしまいましたが、今でも、あの生春巻きの味と彼女の透き通った笑顔・・・・・・・・・忘れません。


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by mummy71 | 2007-10-20 16:59 | 泣きたい人用

いいこと貯金

昔私が病気だったとき、ここ外国でとっても心細かった。
そのときの友人が、毎日足蹴に、仕事の後私の所に通って夕飯を作ってくれていた。

当時、日本食材は、かなりたかかったのに、病気のときは自国の食べ物がいいでしょう!」と、毎日、日本食を作ってくれた。
そんな友人に、元気になったお礼を兼ねて、お金を渡そうとした。
そのときに言われたのが、

”私がしたくてしたことだし、困ったときはお互い様!
あなたが、お礼をしなくても、どこかで自分が困ったときに、必ずもどってくるから・・
私はそのための”いいこと貯金”をしているの。
だから気にしなくていいよ!
今回、私がこうしたのも、あなたが今まで人にしてきたことの”いいこと貯金”から、だから自分にありがとうだね。”

と、いわれたのだ。

”いいこと貯金”そういえば最近してないな・・・

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by mummy71 | 2007-02-18 05:08 | 泣きたい人用

プロポーズ大作戦!!

こうみえても、昔、私はここNZでフレンチレストランのマネージャーをしていた。
NZ人や、ヨーロッパから来た若者たちを、あごで使っていたのだ。
小さなワインセーラーがある、なかなかおしゃれな高級レストランなのだ。

そこでは、数々の結婚式などもおこなわれていた。
そして、サプライズプロポーズなるものも、受けていたのである。

もちろん、万全の準備をして、スッタッフとお客様と念密な打ち合わせをして、当日を迎えるのである。

その日も、1週間前から、念密な打ち合わせがおこなわれ、座る席、そしてプロポーズ用のデザートの皿、など用意された。

本日のプロポーズメニューは、まずは、本日ちょっとおしゃれに気取って食事をしてみよう!と、いうことでさ、りげなく、うちのレストランに食事。
もちろん、担当は私だが、大げさな接客はせず、あくまでも普通。
いつものようにオーダーをとり、他のお客と同じ接客をし・・
そしてデザート!
デザートの皿には
”Will you merry me?"
の文字が、チョコレートで書かれているのだ。

さて、私の出番である。
”デザートメニューになります”
と、2人の顔を見てメニューを置く。
彼のほうはかなり緊張している様子だ。
そこで、彼女が
”私もうおなかいっぱいだからいらないわ!”
と、メニューをつきかえすのである。

私は彼と目線を合わせ「ボー然」と、立ち尽くしたのである。
こんなこと、初めてなのである。
彼は、必死に目で私に助けを求めている。

こうなったら押すしかないのだ。
「そうですかーでも、とても素敵なメニューなので、眺めていたら気が変わるかもーアハ!」
と、無理やり置いてきたのだ。
彼女は迷惑そうに私に目線を送る・・・
あーこまった。
とりあえずその場はそれで逃げてきたが・・・
あのテーブルには何かイヤーな空気が取り巻いている。

私はこう見えてもプロだ!プロ根性だ!と、気合を入れてテーブルに向かった。
”いかがですか?デザート食べたくなりましたか?”
と、最高の笑顔で2人に聞いた。
そこで、すかさず彼女が
”私、おなかいっぱいだからいらないわ”
と、断られた。
彼の目線は、私に釘付けなのだ。

目が私に語っている
”なんとかしてくれ・・・・お前プロだろー”
こーなったら押すしかない。

”では、お二人で一緒にいただいてはいかがですか?お客様は、何かお気に召したデザート見つかりませんでしたか?”
と、彼に聞いた。

彼は少しほっとした様子で
”それは、いい考えだ!一緒に食べようよ!何がいい?”
と、元気に彼女に聞いたのだ。

しかし彼女は
”だ、か、ら、私はお腹いっぱいなの!あなた一人で食べれば・・・食べたいなら・・”

と、冷たくあしらわれたのだ。

とりあえずオーダーしてくれ・・・と、私は叫びたかった。
彼はしぶしぶ’クリームブリュレ’を注文したのである。
”ク・・・クリームブリュレ・・ですね。かしこまりました。”
と、注文を受けた私であったが、クリームブリュレとは、簡単に言えばプリンのようなものだ。

そう、あれはそれようの皿に、もうすでに作られていて、最後にカラメライズするのみ、になっているのだ。
それではあの皿が使えない!
しかし、この状態では後に引けない、動揺を隠せないままキッチンに向かった。

キッチンにオーダーを通した。
シェフが一言
”皿つかえねーじゃんか!”
”すいません”
の一言しかでなかった。

しかし、そこはプロ!!
彼は、すぐに店で一番の大皿に、プロポーズの言葉とデコレーションに、ラベンダーの花を添え、その上にそのブリュレの皿を置いたのである。

完璧だ!

そして、私はスプーンを持って、そこのテーブルに向かう。
念のために・・・と、一応スプーンを2本テーブルに置く。
彼女は、もう迷惑そうな顔しか、私に向けてはくれないのだ。

そして、とうとうデザート
”こちら、デザートになります!”
と、彼女の前に「プロポーズの言葉」が、前になるように置いたのだ。

プレートを見る前に、私を見て
”私頼んでないってば!”
と一言・・
もう、ここは苦笑いして、すばやく去っていくしかないのだ。

彼女は、怒りながらプレートを彼のほうに押しだした・・・・・瞬間手が止まった。
やっとやっと気づいてくれたのだ。
長い道のりだった・・・キッチンのシェフも小窓から覗いて見ている。

しかし、彼女は動かない。
何も言わない。
その状態が1-2分続いた。

彼の顔はみるみる青くなり、泣きそうなのだ。

私にはもう何もしてあげられない・・・

スタッフ一同肩を落とした。



瞬間彼女が、
”Oh My・・・・Yes!"
と、言ったのだ。

彼女が泣き出した。
彼も泣き出した。
私も泣き出した。

そして、彼女の指には婚約指輪が・・・
こうして、2人は、幸せいっぱい店を去っていった。

このとき、私はデザートは素直に食べようと、思ったのだが、いまだに私にはデザートを食べる機会が、訪れない。

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by mummy71 | 2007-02-06 06:01 | 泣きたい人用