2010年 03月 02日
ジャポン紀行~最終章 子育ての大切さ ~
言ってみれば、一人で怒って一人で切れて・・・
「ヌカに釘」状態。
アホ臭い。
次の日、目が覚めた。
脱力感が漂う。
もう、なんでもいいや・・・・
気分を新たに、ホリデーに入らなければ・・・残された時間は1ヶ月。
・・・・・・・・・・・もったいない。
と、考えながらもやはりくすぶる怒りの炎。
「買い物行こう。」
今日は、はじめから、こうなる前から予定していた「彼との買い物」を決行することにした。
「渡しておいた日本円持って来てね!」
あたしが、日本に行く前に彼に渡していた
日本円
実家の住所と電話
緊急連絡先の親友宅の電話
テレホンカード
何かあっても、とりあえず難をしのげるように準備をしてきた。
「え?お金?」
「え?ほら、あたしが渡したでしょ・・・緊急連絡先とかと一緒に・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
え?
もしかして・・・・
まさか・・・・・
「あ・・・あれ・・・僕のお札コレクションに・・・・」
頭がクラクラしますぅぅぅぅ。
「コレクションって・・・・あんた・・・・何かあったらどうするのよ・・・・」ワナワナ
「だって、君の妹が、誰かしら迎えに来るって・・・」
「あのね・・・・だから、緊急のために渡したんでしょ!!その迎えに来る人に何かあってこれなかったらどうすんの!!!!」
「スーツケースに住所書いてあるし・・・・」
え・・・どこ?
え・・・
!!
っていうか、それ、あたしと前の旦那の名前・そしてその当時住んでた住所だよ!
(そんな住所がスーツケースの中に張ってある事忘れていたが・・・)
アー言えばこう言う、こう言えばあー言う。
もうダメだ、思考回路がパンク。
アニメの中でロボットが、パンクして壊れる時のように、一人暴れて異様な音を発しながら・・・・
思考回路死亡。
ここまで、来たらもうあっぱれです。
いやいや、もう、怒ってもしょうがない。
基礎が基本が、全てが違うんですから・・・・・
あたしの親友が話していた話。
彼女の実家に行った時に、旦那がいなくなってしまった。
みんなで、各部屋を探してもいない・・・バルコニーにも外にもいない。
携帯に電話したら近くのショップにいたそうだ。
そこで、切れた彼女
「あんた!何もいわないで出て行くなんて何を考えてるの!非常識もいいところよ!」
と、かなり激怒したそうだ。
しかし、ひたすら謝る旦那を見て・・・
「そういえば、彼の家庭では、彼が部屋にいてもいなくても誰も気付かない。帰宅しても「ただいま」もなにもない家庭でそだっているんだ。」
そう・・・彼にしてみれば、なぜこの行為がいけないことなのか、まるで理解不能なのだ。
怒ってもしょうがないんだよ・・・だって、この人には分からないんだもん。
教えるしかないんだよね。
国によって、家庭によって、人によって常識非常識は、変わってくること。
いい悪いはさて置き、その家庭で「これは」ということを決めて、自分たちのルールを作っていく。
そう・・・・子育ての大切さを思い知った。
これから、彼と一緒にいるならば、いろんなことを話し合ってお互い納得しあって、家庭のルールを決めていかないといけないんだ。
と、まーここまでは、綺麗にまとめましたが、結局、行き着くところは
こいつの親が悪い!専業主婦だったあいつはいったい・・・・怒!
ということでした。(爆)
しかし、人の振り見て我が振り・・・・気をつけないと、あたしもいつかこうして言われる日が来てしまうのかもしれない。
こうして、あたしたちの最大の危機は終結を迎えたのだった。
おまけ・・・・と、言ってもやはりしばらくかなり引きずっておりました。おかげで最後の1ヶ月は100%楽しめなかったような気がします。まー気持ちの切り替えの出来ない執念深いあたしの性格もありますがね!
by mummy71
| 2010-03-02 05:57
| 旅行